【ブログ】今週は読書週間です
こんにちは。
小学生~中学生向け個別指導塾「新・個別指導 カナエル」の宮澤です。
このブログでは、「カナエル」塾生の様子、受験情報、塾長の想いなどを書いていきます。
カナエルがどんな塾か伝わりましたら幸いです。
今週は読書週間です
マンガ界の巨星、ちばてつや氏が亡くなりました。
彼の代表作である『あしたのジョー』。私は大人になってからですが、全巻読みました。主人公・矢吹丈の生きざまに、フィクションでありながら、やけに心が震えたことを覚えています。
私が子供の頃、マンガ雑誌が全盛期でした。「少年ジャンプ」は発売日の月曜日が待ち遠しかったですし、電車に乗れば、いい大人が車内のあちこちで漫画を読みふけっていました。「コロコロコミック」にノスタルジーを感じる方も多いのではないでしょうか。
ところが、最近の子どもは、どうやらマンガも読まなくなったようです。全国学校図書協議会の発表では、マンガを読まない小学生は約3割、中学生では約4割に上るとのこと。
子どもの活字離れが叫ばれて久しいですが、今の子どもたちは、暇な時間に読書どころか、マンガすら読まなくなってきているのですね。
昨今はスマホのマンガアプリが隆盛ですが、課金が期待できる大人世代が主な対象者です。
子どもの活字離れの主な要因は、親世代の方にはご想像通り、スマホやゲームです。
確かに、彼らはSNSで、毎日膨大な量の活字に触れてはいます。
ただ、それらはすべて短文で、長文を読むことに慣れていない。そのため、想像力が身につかず、他者の気持ちや価値観を理解することができなかったり、AIの回答を深く考えずに鵜呑みにしたりする危険性が指摘されています。
以前、ある高校の先生がこんなことを話していました。
「高校入試で、数学の問題を難しくするのは簡単ですよ。問題文を3行以上にすればいいんです。そうすれば、かなりの生徒が理解できませんから。」
確かに、たった数行の数学の文章問題の意味が理解できず、簡単な立式すらできない子どもも増えてきています。読書離れは、こんなところにも影を落としています。
スマートフォンを使えば、知りたい情報はすぐに手に入ります。短い文章や動画から、さまざまな知識を得ることもできます。便利な時代になったことは間違いありません。
しかし、知識を手に入れることと、その知識を深く理解することは同じではありません。
一つの文章を最後まで読み、前に書かれた内容を思い出しながら、筆者の主張を理解する。わからない言葉があれば調べ、納得できない部分があれば立ち止まって考える。そうした経験を重ねることで、子どもは物事を深く理解する力を身につけていきます。
読書の価値は、単に多くの知識を得ることだけではありません。すぐに答えが出ないことと向き合い、自分の頭で考え、理解にたどり着く過程そのものにあるのです。
私たち大人が子どもたちに育てたいのは、情報を速く受け取る力だけではなく、情報を深く読み解き、自分の頭で考え、判断する力なのではないでしょうか。
我が子に声をかけてみてはいかがでしょうか。
「好きな本を買ってやるから、一緒に本屋に行こう」

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