【ブログ】中学生と英語と高校入試
こんにちは。
小学生~中学生向け個別指導塾「新・個別指導 カナエル」の宮澤です。
このブログでは、「カナエル」塾生の様子、受験情報、塾長の想いなどを書いていきます。
カナエルがどんな塾か伝わりましたら幸いです。
中学生と英語と高校入試
茨城県公立高校入試の英語で「異常事態」が続いています。
英語の平均点は、ここ数年50点を少し超える程度の「低空飛行」が続いていましたが、この春の入試では、ついに42.6点に。およそ3分の2の受験者は、50点すら取れていませんでした。
つまり、中学生の英語の学力不足が深刻になっているのです。私が現場で生徒たちを見ていても、英語嫌いの生徒は年々増えてきているように感じます。
では、どうしてこのような現状が生まれてしまったのでしょうか?
この点については、さまざまな要因が指摘されていますが、最も大きなものは「学習指導要領の変更」と「小学校英語との接続不十分性」にあると思われます。
現在の学習指導要領では、小学生の間に約600〜700語を扱うことが目安とされており、中学校の英語教科書はこれを前提に作られています。小学校での学習内容が不十分だったり、中学校への接続がうまくいかなかったりすると、中学校でつまずく原因となります。
また、小学校では、英語の授業で主に「聞く」「話す」ことに重点が置かれています。英語に慣れ親しみながら英語に触れることが目的です。
しかし、中学校に入ると、急に「読む」「書く」ことが重要になります。特に、文法や長文読解が出てきて、授業内容が一気に難しくなります。この急な変化に戸惑う子どもたちが多く、授業についていけないと感じる原因の一つになっています。
こうした状況を踏まえ、当塾では小学生のうちから英語を「書く」ことを重視して学習を進めており、また、それに慣れた生徒については、先行して中学英語を学ばせています。
また、中学生についても、文法の習得を授業の大きな柱にして、高校入試に備えています。
海外に行くと、その国籍を問わず多くの人が英語でコミュニケーションをとっていることがわかります。その輪の中に日本人も入っていかなければなりません。
文科省は今度こそ日本人が「使える英語」を身につけることを狙っていたようですが、今のところ、その効果のほどは疑問です。子どもたちの英語嫌いに歯止めをかけないと、日本人の国際化も絵に描いた餅になりかねません。

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