【ブログ】高校授業料無償化の議論に思うこと

こんにちは。

小学生~中学生向け個別指導塾「新・個別指導 カナエル」の宮澤です。

このブログでは、「カナエル」塾生の様子、受験情報、塾長の想いなどを書いていきます。

カナエルがどんな塾か伝わりましたら幸いです。

 

高校授業料無償化の議論に思うこと

学校教員の志望者が減っています。
茨城県でこの春に採用される予定の教員採用試験が昨年行われましたが、その合格倍率は、小学校が1.51倍、中学校では2.79倍で、いずれも過去最低水準でした。合格倍率が3倍を下回ると教員の質に影響が出るとも言われていますので、由々しき事態です。
実際、生徒からの「学校の授業がよくわからない」という声も、年々多くなっているように感じます。

 

私もかつては集団指導塾で授業を担当していましたが、当時を振り返ると、授業でいかに生徒に「わかった!」という顔をさせるか、それに情熱を持っていたように思います。
生徒に理解してもらうために、どんな流れで授業を展開するか。どんな板書を書くか。どんな発問をするか。そんなことを考えていると、1時間の授業の準備にはその倍以上の時間がかかりますし、休日を使うことも当たり前でした。
そんな練りに練った授業で、生徒の顔を輝かせることができれば私の勝ち。そうでなければ負け。毎回の授業でそんな「勝負」をしていました。

 

現役の教師の方々の中にも、教育への熱意をたぎらせている方が少なからずいらっしゃるはず。ただ、煩雑な事務など教務以外の業務に忙殺される毎日が、その熱意を教室に持ち込むことを阻んでいる。そんな気がします。

「ブラック」と呼ばれるその風土を改善しない限り、教員志望者が減り続ける現状は変わらないでしょう。そして、その被害者は子どもたちです。

 

教育への投資は、国の未来への投資。
現在、国会では高校授業料無償化の議論が進んでいます。現役の子育て世代にとっては確かに福音でしょう。しかし一方で、教員の処遇改善など教育現場の充実についても、待ったなしの状態にあります。

教育の質を高めるための議論が、置き去りにされていないでしょうか?

 

 

 

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新・個別指導カナエルは、茨城県牛久市の「ひたち野うしく」エリアにある、小学生~中学生向けの個別指導塾です。

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