【ブログ】我が子を本好きにさせるには
こんにちは。
小学生~中学生向け個別指導塾「新・個別指導 カナエル」の宮澤です。
このブログでは、「カナエル」塾生の様子、受験情報、塾長の想いなどを書いていきます。
カナエルがどんな塾か伝わりましたら幸いです。
我が子を本好きにさせるには
カナエルの本棚には、歴史マンガも並んでいます。小学館の「日本の歴史」シリーズです。
もともとは、塾へやって来る子どもたちに、授業前後の時間を有効に使ってほしいと思ったことがきっかけでした。
かつて話題になった「ビリギャル」が、歴史マンガをきっかけに日本史の学習をスタートさせたことを記憶しており、ならばと我が塾にも揃えてみたというわけです。
マンガだと活字が少ないのでは、というご指摘はもっともです。しかし、読書習慣に乏しく、「読む体力」がない子どもに文字数が多い本をいきなり与えても、拒否反応を示してしまいます。
今のところ、思惑通り生徒の反応は良好で、小学生を中心に食い入るように歴史を学んでいます。マンガが含まれていても「活字に触れる」「語彙を身につける」「知識を手に入れる」という経験は貴重です。
子どもの読書離れが叫ばれて久しく、その結果、子どもの語彙力の低下が深刻です。試しに我が子に「水平線」「縁側」「紙一重」などの言葉の意味を尋ねてみてください。全て知っていればかなり優秀です。
保護者の方から「うちの子は全く本を読まない。どうすれば」というご質問をいただくことがあります。
例えば一緒に図書館や書店に赴き、ある程度興味がある本を我が子に選ばせてみるのはいかがでしょう。
最初は内容を問いません。ムック本でも、マンガ本でもいいでしょう。本を選ぶという体験を親と共有した事実が重要で、それを毎月の習慣にしたいところです。いずれライトノベルになり、さらには本格的な小説本になることが期待できます。
一方で、親自身が読書をし、本に関心を示すことは必須だと思われます。読書習慣が身についている子のうしろには、ほぼ例外なく、家庭で読書を楽しむ親の姿があります。
数学者でエッセイストの藤原正彦氏は「知的活動とは語彙の獲得」であると指摘しています。
「ニュートンが解けなかった数学問題を私がいとも簡単に解いてしまうのは、数学的言語の量で私がニュートンを圧倒しているからである」 〈藤原正彦「祖国とは国語」(新潮社)より引用〉
そして、読書は語彙を増やすための最も優れた活動の一つです。
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新・個別指導カナエルは、茨城県牛久市の「ひたち野うしく」エリアにある、小学生~中学生向けの個別指導塾です。
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